
・メーカー・販売者は売る時だけでなく、廃船処理の問題により積極的に取り組む必要がある。「デポジット制」も一案であるが、新艇購入時に価格への上乗せされたデポジットが誤りなく廃船処理に使用されるか否かの不安がある。又、最終所有者もある程度の処理負担を行い、放置艇にならぬように、責任ある対処をとる必要がある。いずれにせよ日本で船を持つ事は諸外国に比較してかなり割高感がある。諸外国での廃船処理事情を雑誌等で教えて頂きたい。(調布市) ・廃船処理は当然として不法係留に就いても掛け声だけでなく車と同じような処置が必要。廃船処理も含めて現地点までの費用はやはり利益を得たメーカー、販売店、油やそして不法を放置した監督不十分の責任(運輸局)等を合わせてこの際実施すべきと思う。今後はご提案の「デポジット」などを実施する。又、不法係留は車と同じく罰金を払って財源を確保する。(東京都) ・新艇および中古艇を購入する場合、下取りしてもらうので廃船処理は心配しておりません。所有者は責任をもって処理することを要望致します。例として管理者が年会費を取りながらそのままにしてある所多数見受けられます。厳しく取り締まればよいのでは。(東京都) ・FRPの再利用を促進させ廃船処理費用を安くしてほしい。(横浜市) ・現在自分はそのような状態ではないが、近い時に多くの問題が出ると思われますので早く体制作りをした方が良いと思います。(浦安市) ・新車購入と同様の感覚に思う。(東京都) ・製造業者が一手に引き受けてほしい。(清瀬市) ・廃船業者が必要と思います。(藤井寺市) ・上記の問4に関して自走できない船の場合はクレーン車や処理地までの輸送代などだけで20万以上(9〜10mの船)がかかると思われそして長さだけで処理費用を含めた場合ブリッジのない笹舟とフライングブリッジの付いたクルーザーなど長さは短いがボリュームがあり不公平となることも考える必要がある。(神戸市) ・違法係留地に置かれた船は全て廃船処理の対象とすべき。船検証(票)から徹底して割り出し対処すべきであると思う。国民皆の河川、海であるから。(横浜市) ・各県で廃船処理の相談窓口を開設してほしい。(横須賀市) ・市町村の粗大ゴミとして有料で処理を行ってもらう(金銭的には安く)。ただしその場合には完全に登録制(または届出制)にして責任者を明確にする必要があると思う。(横浜市) ・安価なマリーナを多数作り完全登録制とし、不法係留をなくす。(東京都) ・廃船処理の為の設備をボート製造会社が考えることは不可欠。ただ売れればよいということではなく廃船処理まで考えている会社の船は他の会社のものより多く売れる時代がきていると思う。(西宮市) ・現在かなり不法係留、放置等がなされており徹底的に取り締まり処分すべきと思う。(千葉市) *文末の( )内は、回答者の居住市町村名を示す。
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